介護に正解はないのだ

介護分野で勤務し20年。自宅で介護をしている方や介護職員のみなさんに、役に立つ情報を発信していきま~す。

配食サービス

自分で食事が作れなくなったら。

こんにちは。ハルです。

毎日の食事作り、大変ですよね。

高齢になると、もっと面倒になります・・・

面倒なだけではなく、調理の手順が分からなくなってしまう場合や、ガスの消し忘れも心配です。

そんな時には、配食サービスを利用してはどうでしょうか? 

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65歳以上の一人暮らしの人や高齢者世帯の場合、地域の行政の独自の支援でお弁当を自宅まで持ってきてくれるサービスに取り組んでいる市区町村は多いです。

個人の負担は1食350円程度で設定しているところが多いですね。

見守りサービスも含まれているので、安否確認のためお弁当は手渡しとなっていると思います。

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配食サービスを利用している一人暮らしのあつ子さん(仮名)90歳。

いつものように、配達員がお弁当を持って行ったところ、何度チャイムを鳴らしても玄関の扉は開きません。

玄関のカギはしっかりかかっています。

もし、部屋の中で倒れていたら・・・

庭に周り、家の中をのぞいてみましたがあつ子さんは見あたりません。

すぐに担当のケアマネジャーに連絡、と同時に市役所の高齢福祉課にも連絡。

みんなであつ子さんを捜しました。

30分ほど捜したでしょうか。

近所の人から公民館にいることを聞きました。

公民館へ行くと、今日は地域の集まりがあり参加していたということです。

無事で安心しましたが、お弁当の配達時間には帰ってきてほしかったなあ。

こういう安否確認が煩わしいと感じる人は、民間の配食サービスを使ってはいかがでしょうか?

留守の時には、玄関前に保冷庫に入れて置いといてくれます。

あまり、暑い日には食中毒の心配もありますけどねえ。 

今は冷凍食品もおいしくできていますから、お弁当と併用してもいいですね。