月曜日の午後、担当している利用者さんから、
「今日、今週一杯でディサービスがしばらくお休みになるって言われた。」
と焦った声で電話がありました。
確認のためディサービスの管理者に問い合わせてみると、
「会社がもうダメで・・・」
との事。
急にディサービスを閉めると言われても、週に3回も利用していたのにどうしよう。
すぐに他のディサービスを捜し、翌週に体験利用できることになりました。
利用者さんにとって、どこのディサービスでもいいわけではありません。
半日の運動型のディサービス、食事に力を入れているディサービス、認知症対応のディサービスなど様々なディサービスがあります。
今回はたまたま近くのディサービスに空きがあり、本人も気に入った様子だったので良かったですが、これまで利用していたディサービスで仲良くなった人とはもう会えなくなってしまいました。
1人暮らしの高齢者にとっては、ディサービスで他の人と交流することもとても大切な社会参加なのです。
最近は介護事業所の倒産が増えているように感じます。
2022年には介護保険制度が開始した2000年以降で、最多の143件の介護事業所が倒産しました。
介護事業所別では、ディサービス事業所の倒産がもっとも多く、次いで訪問介護事業所の順です。
これまではディサービスを閉鎖するにしても、1ケ月位の余裕をもって告知されていました。
今回のように今週一杯で閉めると言われたのは初めての事。
空きがなくとても繁盛しているディサービスもあるので、競争が激しいのかな。