アンジャッシュの渡部さんでも、介護の仕事はできるのか?
不倫騒動から4ケ月。アンジャッシュの渡部さんが、介護福祉士やケアマネジャー(介護支援専門員)の資格を取得するために、勉強に励んでいると「女性自身」が報じました。
結論から言えば、渡部さんにも介護の仕事はできます。
資格がなくても、やる気があれば介護の仕事はできます。
雇ってくれる介護施設があれば、渡部さんでも介護の仕事はできます。
男性は女性より力がありますから、介護事業所で雇ってもらえれば、重宝されるでしょう。
しかし、ケアマネジャーの資格は、5年間の実務経験がないと、受験資格は得られません。
週刊誌を読んだ人が、「渡部さんでも勉強すれば、ケアマネジャーの資格が取れるのね。」と思われたら困ります。
ケアマネジャーの受験資格は、5年間の実務経験の他にも、国家資格を持っているかなどの受験資格要件があります。
勉強だけしたからといって、簡単に受けることができる資格ではありません。
稼ぎたければ、まずは介護の派遣会社などに登録しましょう。
芸能人が不祥事を起こすと、よく介護の資格を目指したり、ボランティア活動をして「いい人」アピールをしていますが、本当にお金を稼ぎたいのであれば、実際に介護の現場で働いてみましょう。
資格がなくても、雇ってくれる介護事業所はあります。
福祉の仕事をしている人を「立派な人」と思って、介護の勉強をしている自分をアピールしたいだけかもしれませんが、そうでなければ、まずは現場で働いてみましょう。
高齢者と触れて、実際に介護をすることで、キレイごとだけではできない仕事だということがわかると思います。
実際に介護の仕事をまじめにやってみて、はじめて世間から認められるのではないでしょうか。
誰にでも、人に言えないことはあるし、人生では失敗もある。
渡部さんに限らず、人生はうまくいかないこともあります。
私もそうでした。
しかし、高卒の私でも資格取得できたのです。
人生100年時代。
体が動くうちは、遅いということはないのではないでしょうか。
ケアマネジャーの資格取得を目指すのであれば、まずは介護の仕事を5年間続けてください。
そして、その5年の間に介護福祉士を取得すれば、ケアマネジャーの受験資格が得られます。
ケアマネジャーの試験に合格したあとも、受講料を支払い、87時間の実務研修を受けなければ、ケアマネジャーの業務に就くことはできません。
その後も5年ごとに、更新研修を受ける必要があります。
ケアマネジャーは、簡単にできる仕事ではありません。