こんにちは、ハルです。
1人暮らしで家事などをすることが困難になった方の中には、定期的にヘルパーさんにきてもらっている人がいると思います。
また、家族と一緒に住んでいても、入浴介助やオムツ交換の介助のために、ヘルパーさんを利用している人もいるでしょう。
ヘルパーさんは何をしてくれるの?
介護保険での訪問介護を利用してヘルパーさんに来てもらう場合、ヘルパーさんにはできることとできないことがあります。
例えば、家族と同居している場合には、掃除や食事作りなどの生活援助の支援は原則できません。
しかし、同居している家族に病気があったり障害があって家事ができない場合はその限りではありません。
1人暮らしでも、庭の草むしりや窓ふき、ペットの世話などもヘルパーさんはできません。
生活するために最低限必要なこと以外は介護保険では認められていないのです。
介護保険でできないことは、料金は高くなりますが自費サービスを利用しましょう。
すべてのヘルパーさんが、できることとできないことをきちんと明確にしてくれればいいのですが、ヘルパー事業所にはいろいろなタイプのヘルパーさんがいます。
計画書にない事をすこしでも頼もうとすると、「それは計画書にないからできません。」ときっぱり断るヘルパーさんもいれば、頼みもしないことを積極的にやってくれるヘルパーさんもいます。
料理が下手なヘルパーさんもいますね。
以前、ヘルパーさんが作る料理がまずくて食べられないとクレームを受けたことがあります。
そんなにまずいの?と思いながら、ヘルパーさんに確認したところ、水でほぐすだけで食べるタイプのおそばの麺を、電子レンジでチンしたというではないですか。
食事が一番の楽しみなのに、料理が下手なヘルパーさんは嫌だなあ。
ヘルパーさんを指名することはできなのよね。
優しいヘルパーさんもいれば、無神経なヘルパーさんもいます。
ニコニコしているヘルパーさんもいれば、不愛想なヘルパーさんもいます。
しかし、あの人は嫌、この人は嫌と言っていては、人材不足のヘルパー事業所も困ってしまいますね。
ヘルパーさんを頼むといくらかかるの?
介護保険の訪問介護を利用してヘルパーさんに来てもらった場合の料金は、入浴介助やオムツ交換などの身体介護の場合と、掃除などの生活援助の場合では違ってきます。
要介護1の方が週1回1時間の生活援助のサービスを利用した場合は、1回224単位×4回となり、1割負担の方で1ケ月約1,000円の負担です。
訪問介護事業所によっては、特定事業所加算や介護職員処遇改善加算を算定していますから、1,200円くらいの負担になる場合があるでしょう。
これに対し、入浴介助などの身体介護は、1時間未満で395単位となります。
これは、介護度が重くなっても同じ料金となります。
ただし、要支援1と要支援2の方は、まるめ(定額制)となっているので、月に1回利用しても4回利用しても同じ料金となっています。