日本人の1人暮らしは増えている。
1人暮らしは心細いですよね。
日本は全人口のうち2015年には7人に1人が単身世帯という結果がでていますが、2025年には6人に1人が単身世帯になると予想されています。
若い世代の1人暮らしは減り50歳以上の人、特に70代・80代の1人暮らしの人が増えていきます。
1人で生活していて急に具合が悪くなったらどうしよう。
高齢の方であれば、地域の行政で見守りサービスなどがありますから、対象であれば利用しましょう。
例えば、緊急時にボタンを押せば協力者につながり、救急者を呼んでくれるサービスなど、行政独自のサービスがありますから、お住まいの地域の市区町村に確認しましょう。
また、行政のサービスの対象外の人や、行政のサービスは何かとわずらわしいと感じる方は、民間のサービスを利用してはどうですか?
有名なところでは「セコム」や「アルソック」がありますね。
泥棒対策に犬を飼うだけではだめだった。
私は5年ほど前に、夫が出張中に1人で2階で寝ていたところ、泥棒に入られたことがあります。
朝、起きてから1階におりてびっくり。
かなり荒らされていました。
犬も飼っているのに、気が付かないものですね。
和室のガラスが割られていました。
雨戸も閉めていたのに・・・
現金は1階に置いてなかったのですが、義父の形見の金細工などが盗まれていました。
家人がいるときに入る泥棒を「忍び込み」というそうですね。
すぐに110番通報。
調べにきた警察官から、
「ゲソコンが2つあります。おそらく2人組でしょう。一度入られるとまた入られる可能性が高いです。」
と言われ、すぐにセコムを入れることを決めました。
セコムに支払う料金は1ケ月7,650円。
これを高いと思うか、安心を買っているから安いと思うか・・・
緊急通報ボタンもあるので、私はいつも枕元に置いています。
1人暮らしで不安な気持ちの訴えがある高齢者にセコムの料金を伝えたところ、
「年金生活ではとても払えないわ。」
と言っていました。
小松崎さんご夫婦(仮名)。
小松崎さんの家は、高齢のご夫婦2人暮らしです。
奥様が介護施設に入所することになり、95歳のご主人は1人暮らしになりました。
小松崎さんご夫婦は、だいぶ前から「セコム」を導入しています。
ある日、疲れて戸締りをしないで眠ってしまったご主人。
夜にセコムから「窓があいてますよ。」と電話がありました。
緊急時にはボタン1つでかけつけてくれ、必要があれば救急車も呼んでくれます。
頼れる家族が近くにいない場合は、こういう民間のサービスを利用してもいいのではないでしょうか。