介護に正解はないのだ

介護分野で勤務し23年。自宅で介護をしている方や介護職員のみなさんに、役に立つ情報を発信していきま~す。

運動型のディサービスを体験してきました。

増えている運動型ディサービス

今日、運動型ディサービスでスリングというものを使って運動を体験してきました。

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レッドコードと呼んでいるディサービスもありますね。

天井から吊り下げられた2本の紐の先が輪になっていて、そこに両手でつかまって上肢の運動をしたり、両足を掛けて下肢の運動をします。

利用者さんはイスに座って行います。

今回体験させていただいたのは、下肢の運動。

最初は、スリングの輪に足を掛けて、横に大きく開いたり閉じたりの運動です。

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そのあとは、スリングに足を乗せた状態で両足にゴムを付けて伸ばしたり戻したり、太ももにボールをはさんでボールを押す運動も行いました。

その間、ずーっと両足はスリングにぶら下がっている状態で運動すること20分。

これがまあ、けっこうな運動量なんですよ。

ほんとに高齢者の人たちできてるの?

体験させていただいている間、周りを見回してみると、ちょっとはできている様子。

このスリング(レッドコード)を採用しているディサービスが最近増えてきましたね。

要支援1~要介護2くらいの利用者さんが対象になるかと思います。

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ディサービスというと、みんなで一緒に歌を歌ったり、「幼稚園みたい。」と馬鹿にする人もいますが、運動型のディサービスはぜんぜん違います。

むしろ若い人がやってもなかなかの運動量ではないでしょうか。

運動型のディサービスは高齢者向けのスポーツマシンを設置しているところも多いです。

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スポーツジムのようなマシンを取りそろえているディサービスもあります。

高齢者向けですから、体への負荷はおさえてありますが・・・

しかし、運動をしている高齢者とまったく運動をしていない高齢者では、下肢筋力に大きな違いがみられます。

元気な高齢者のみなさん。人生100年時代です。

さあ、家からでて、みんなと楽しく運動しましょう。