自宅での看取り
こんちには、ハルです。
みなさんは、介護している自分の親を自宅で看取ることができますか?
病院で亡くなる方も多いですよね。
死期が近づいてきたときの判断は迷います。
前もって、いざという時にはどうするか家族で話し合っておきましょう。
先日、やえさん(仮名)102歳が自宅で亡くなりました。
やえさんは週3回ディサービスに通いながら、長女ご夫婦が献身的に介護している方でした。
認知症もかなり進み、家族のことは分かりません。
お年を聞くと「もう50歳だよ~」と笑顔で答えます。
「先に旦那が死んじゃって、まだ迎えにこないんだよ~」と。
夜中に大きな声を出すこともあります。
そんなやえさんを介護している長女夫婦も70代。
いわゆる老老介護です。
しかもやえさんと長女さんには血のつながりはありません。
それでも、自宅で献身的に介護できたのはどうしてでしょう。
責任感でしょうか。
やえさんはいつも口を動かして、何かを食べていました。
歯は1本もないのに・・・
もぐもぐ、もぐもぐ。
あんぱんやビスケット、おせんべいなどなんでも好きです。
なんと亡くなる少し前まで、食べていました。
こんな幸せな亡くなり方はないなあと私は思います。
亡くなったのは深夜ですが、やえさんは近所の開業医の医師が、定期的に往診にきていたので、家族が医師の携帯電話に連絡し、深夜に死亡確認が行われました。
ご家族のみなさん、長いあいだ自宅での介護たいへんでしたね。
おつかれさまでした。
そして、やえさん。先に亡くなったダンナ様には天国で会えましたか?