熱中症の予防をしよう
こんにちは、ハルです。
毎日、暑い日が続きますね。
新聞を見ると、熱中症で救急搬送される方や、亡くなっている高齢者の方が増えています。
夜でも、気温が高い時にはエアコンを付けましょう。
高齢者の中には、電気代がもったいないとエアコンを付けない人もいますが、亡くなってしまったらあの世にお金は持っていけません。
ケチケチせず、エアコンを付けましょう。
週3回ディサービスを利用しているすいさん(仮名)93歳。
すいさんは、息子さんとの2人暮らしです。
かなり広い敷地に家が建っています。
朝、ディサービスの職員がいつものように迎えにいったところ、息子さんより
「熱があるけど、ウチにはエアコンがないからディサービスで冷やしてもらえる?冷やせば下がると思うんだよね。」
と言われました。
熱があるなら受診して~
熱は38.8度ありました。
しかも、歩行ができない状態です。
ディサービスの職員は受診するように伝え、帰っていきました。
息子さん、どうしていいか分かりません。
ケアマネジャーに電話をして相談しました。
「救急車を呼ぶように。」
とケアマネジャーに言われ、すいさんは総合病院に救急搬送されました。
1週間の入院となりました。
どうしてお金持ちなのにエアコンを入れないのー?
息子さんには、それなりの理由があって、
「1ケ所だけエアコン入れても、家の中全体が涼しくなるわけじゃないし・・・」
「冬の暖房(オイルヒーター使用)でも電気代が7万円もかかるから、エアコン入れたら電気代が高くなるでしょう。」と・・・
寝室と食事を摂るところだけでもエアコンを設置するように勧めましたが、今だにエアコンは付けていないようです。
エアコンがなければ、退院してもまた熱中症になる可能性は高いですね。
すいさんは、退院後自宅で過ごすことは困難と考え、夏の暑い間はショートステイで過ごすことにしました。
良かったですね、すいさん。