介護に正解はないのだ

介護分野で勤務し23年。自宅で介護をしている方や介護職員のみなさんに、役に立つ情報を発信していきま~す。

介護施設に転職する人は、面接のときに給料の交渉をしよう。

介護施設の職員は、交渉しだいで給料が違う。

どこの介護施設でも、基本となる給与ベースは決まっています。

介護職員であれば、基本給のほかに資格手当、夜勤・残業手当、交通費がつきます。

家族を扶養していれば、家族手当や住宅手当がつくでしょう。

基本の給料で満足しているという人は、特に交渉はしなくてよいでしょうが、自分はもっと能力があると思った人は、自分の価値に見合う給料をいただけるように交渉しましょう。

ケアマネジャーも能力や交渉しだいで給料が違う。

最近は、ケアマネ難民となって困っている利用者さんがいるほど、ケアマネジャーが足りません。

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転職を考えているケアマネジャーの資格をお持ちの方や、自分の勤務する介護施設で介護職員からケアマネジャーとして働き方を変える人は、ぜひ給料について交渉しましょう。

今が、交渉のチャンスです。

私の勤務している事業所も、人によって給料の額が違う。

私の勤務している居宅介護支援事業所は、わりと大きな組織の中の1つです。

同じグループ内には、ケアマネジャーとして働いでいる人が、30人以上います。

その中で、一番給料の高い人と一番給料の安い人の差は、1ケ月の基本で123,000円も違います。

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ケアマネジャーは、経験年数や能力によっても給料の額は違います。

基本的な仕事は同じなのに、もらえる給料は大きく違うのです。

それは、入職時にそれぞれのケアマネジャーが給料の交渉をしたからです。

そのため、まったく給料の交渉をしないで、グループ内の異動でケアマネジャーをしている人が、1番給料が安いという事実が起こっています。

自分で給料の交渉ができない人は、紹介会社を利用しましょう。

ハローワーク求人情報誌で転職先を見つける人もいますが、給料の交渉が苦手な人は、紹介会社を利用しましょう。

介護職員やケアマネジャーの就職のための紹介会社は、たくさんあります。

最近では、事業所が介護職員などを募集する場合も、紹介会社を通すことが普通になってきました。

自分で給料の交渉をしなくても、紹介会社の人が交渉してくれます。

また、条件のいい介護施設を紹介してくれます。

介護サービス職員募集 – 安心・楽しい・優しい介護サービスと清掃 ...
私も、紹介会社に登録していますが、定期的にショートメールで条件のいい事業所の情報提供をいただいています。

今のところは、転職する予定はありませんが、「いつでも転職できる。」という心構えが、心に余裕をもたらすことができています。