介護に正解はないのだ

介護分野で勤務し23年。自宅で介護をしている方や介護職員のみなさんに、役に立つ情報を発信していきま~す。

介護にはどんな選択でも正解はない。

介護の仕事をして20年

20年前にヘルパー2級の資格を取得し、初めて介護の仕事に就いた時、ちょうど介護保険制度がはじまった年でした。

当時、ただの介護職員だった私は、介護保険制度についてはまったく無知で、たのしく高齢者の介護をしていました。

その後、3年間の介護の実務経験を積み、「介護福祉士」を取得、さらに2年間の介護の実務経験を積んで「ケアマネジャー(介護支援専門員)」の資格を取得しました。

そしてさらに4年間のケアマネジャーの経験を積んでから、通信教育で社会福祉士の受験資格を得て、その2年後に「社会福祉士」に合格しました。

 

介護って、正解がないわ~

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私がいいと思って勧めた介護サービスも本人はいいと思わない。
家族がいいと思って選択したことでも最後は後悔が残る・・・ 

認知症の人、難病の人、脳出血の後遺症のある人、心臓病の人、癌末期の人、下肢筋力の衰えた人、介護と言ってもいろいろな病気の人や身体状況の人がいます。

自宅での生活を望む人。

施設に入りたくても入れない人。

ひとり暮らしの高齢者。

家族と暮らしたくても暮らせない人。

お金のある人、ない人。

介護を受ける人もや介護をする家族・介護職員も、いろいろな考えをもった人たちが存在します。

家族がこれ以上ないと思われる最高の介護サービスを選択したとしても、本当にこれでよかったのかと後悔することもあります。

個人情報の保護のため登場人物はすべて仮名としますが、私が20年間で見た【介護】について、みなさんの老後や介護をしているご家族、介護職員の方などにお役に立てるよう、これから介護についてアレコレ発信していきたいと思います。

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