介護に正解はないのだ

介護分野で勤務し23年。自宅で介護をしている方や介護職員のみなさんに、役に立つ情報を発信していきま~す。

リハビリパンツの使い方

トイレの失敗が続いたら

年を取れば誰だってトイレが近くなったり、ちょっと失敗してしまうことがあると思います。

100歳になっても失禁しない人もいれば、40代でも時々漏れてしまう人もいるでしょう。

失禁が心配で外出できない高齢者の方もいます。

最近の紙オムツはとても進化しています。ぜひ、失禁に恐れず自分に合ったオムツを使用して外出を楽しんでいただきたいと思います。

オムツにはどんな物があるの?

オムツには大きく分けてパンツタイプのリハビリパンツテープタイプの物があります。

 

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リハビリパンツはおしっこ1~2回分吸収する薄型のタイプからおしっこ4~5回分吸収する厚型のタイプがあります。

尿取りパットを併用することで、交換の手間とコストを削減できます。

ポイント! 尿取りパットとの併用で、少しの失禁だったら、パットの交換だけですみます。 

テープタイプは主に寝て過ごす方が使用し、おしっこ3~6回分量の吸収力があります。テープタイプも尿取りパットの併用で吸収力の補完と交換手間、コストの削減ができます。

1人でトイレに行ける人や、ポータブルトイレは利用できるという人、介助があれば立つことができるという人は、テープタイプのオムツではなくリハビリパンツをお勧めします。

市(区)町村によりますが、オムツの購入費の助成をしている地域もあるので、お住まいの市(区)役所にお問い合わせください。

少量の尿失禁であれば、布パンツの中に薄型の尿取りパットを付けるだけでもよいでしょう。

尿取りパットもたくさんの種類が発売されており、男女共用の物や、男性用・女性用の物があります。

漏れ防止にすぐれている尿取りパットもありますし、吸収力の違いもあります。

自分に合ったオムツを見つけて、失禁の心配をしないで楽しく出かけましょう。