私の実母の話。
私の母は82歳。
介護保険の利用はありませんが、事業対象者として週1回ディサービスを利用しています。
母は若い時からとにかく騙されやすい。
よく言えば人がいいのですが、人の言うことはなんでも信じてしまうのです。
ガス会社が2つ!!
母はこれまで中堅のガス会社A社と契約し、プロパンガスを使用してお湯を出していました。
数年前にお風呂のボイラーが故障し、これまでの灯油からガスでお風呂のお湯が沸くように工事をしました。
その時に工事をした地元B社のガス会社から頼まれて、ガスの契約をしてしまっていたのです。
しばらくして母からその話を聞き、
「年金5~6万しかもらってないのに、ガスの基本料金をダブルで払うなんてありえない!!」
と説得し、母も納得してA社とは解約して地元B社のガス会社とだけ契約を続けることにし、ガスの基本料金は1つになりました。
ガス会社との契約は自由契約なのでは?
そして今年になり、隣家の1人暮らしの方がガス会社を大手C社に変更しました。
なんでもガスの料金が安くなるらしい。
隣家のガス工事の時に業者に聞いたところ、1㎥あたり300円だと言うので母は自分の家も大手C社に工事を依頼しました。
現在契約している地元B社は1㎥あたり510円なので、かなり安くなります。
ところが数日経って大手C社から電話があり、「地元B社からは変更できない。」と言われてしまったのです。
どうやら地元B社が「うちの客をとるな!!」と怒って圧力をかけたらしいのです。
地元B社の対応
母も負けてはいません。
地元B社の人がプロパンガスを持ってきたときのやりとりはこんな感じでした。
地元B社「他のガス会社に変えるのですか?」
母「何よ、圧力をかけて大手C社と契約できなくしたんでしょ。大手C社は1㎥あたり300円にするって言っていたわよ。お宅は510円もするじゃないの!」
地元B社「うちも300円にしますから変えないでくださいよ~」
ええー!!
言えば安くなるの?ガス料金。
これまでガス料金が高かったのは、人のいい高齢者を騙していたってことですか?