ケアマネジャーになるには
ケアマネジャーの資格を取得するためには、試験に合格し研修を受ける必要があります。
試験を受けることができるのは、特定の国家資格を保有し5年以上の実務経験が必要であり、従事した日数が900日以上必要です。また、国家資格を保有していなくても、介護施設などで相談員として同じように5年以上の経験と900日以上の従事した日があれば、受験することは可能です。
特定の国家資格を保有している人とは、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、技師装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、精神保健福祉士となりますが、受験する人は圧倒的に介護福祉士が多く、次いで看護師となっています。
令和元年度の合格率は19.5%です。
10人のうち2人しか受からないことになりますね。
私が1発でケアマネジャー試験に合格した勉強法をお教えします。
私がケアマネの試験に受かるためにやったことは、過去問と予想問題をひたすら解いたことです。
つまり、買った本はテキスト1冊、過去問1冊、予想問題1冊の計3冊のみです。
たった3冊。
そのうち、テキストはほとんど使わず、過去問題集と予想問題集はぼろぼろになるまで繰り返し解きました。
お金かかってないわ~
なぜひたすら問題集を解くのか
ケアマネの試験問題は60問あります。それをたった120分で解かなくてはいけないのです。
単純計算でも1問につき2分しか使えません。
過去問・予想問題を繰り返し行うことで、短い時間で文章を読み解く力を付けていくことが大切なのです。
例えば、私たちが普段ショートステイと言っているのは正確には「短期入所生活介護」または「短期入所療養介護」となります。
ディサービスは「通所介護」、グループホームは「認知症対応型共同生活介護」というのです。
この漢字だらけの呼び名にも慣れなければ、試験問題を読み解くのに時間がかかってしまいます。
過去問、予想問題はできなかった問題については繰り返し読み直して解きました。
それができ、ある程度理解ができた頃に、実際の試験と同じように時間を図って60問解いていきました。
これ、環境が大事。
家にいると「ハルちゃ~ん、ちょっと~。」と階下から聞こえてくる姑の雑音に邪魔されて、正確に120分計れません。
私、思いつきました。
休みの日も仕事が忙しいと言って、図書館にこもることにしたのです。
静かな環境、机やイスも無料で利用できる。
周りの人たちも、お勉強している人ばかり。
集中できました。
図書館はお勧めです。
実際に時間を図って問題を解くことで、時間配分やどの問題を最後にまわすかなど自分なりに分かってきたのです。
「こんなに勉強したの生まれて初めて~。」
理解できてくると勉強ってたのしいのね。
あぁ、子供の時にもっと勉強しとけば良かった~。
試験前日までひたすら問題を解くことで、1回で合格することができました。